
未経験から広がるキャリアパス。施工管理からビルメンテナンスへの決断。
武井 翔太さん
施工管理職としてキャリアをスタートしその後社内でビルメンテナンスへとキャリアチェンジ。
入社年:2023年中途入社
現在の業務:ビルメンテナンス
休日の過ごし方:料理
過去の現場経歴:
2023/7~
新設ビルの建築工事にて施工管理サポート(東京)
2023/10~
オフィスビルのメンテナンス(神奈川)
2024/4~
商業施設併設の大型ビルのメンテナンス(神奈川)
飲食業から建設業界へ。キャリアの第一歩。
――BREXA Engineeringへ入社した経緯を聞かせてください。
前職はアルバイトをしていた飲食店にそのまま正社員として勤務していました。接客を通してお客様と関わることにやりがいを感じていましたし、忙しい時間帯をチームで乗り越えたときの達成感も大きかったです。しかし、朝は開店準備に合わせて早く出勤し夜は締め作業で遅くなる日も多く生活リズムが不規則になりがちな働き方でした。体力的な負担も少しずつ大きくなり「この先も長く続けられる働き方をしたい」と考え、転職を決意しました。その中で出会ったのがBREXA Engineeringの施工管理という仕事です。これまで建設業界に関わった経験はありませんでしたが、新しい分野に挑戦できる環境があることに魅力を感じ入社を決めました。
――入社時は施工管理からキャリアをスタートされています。
研修を終え、施工管理として都心にある新設ビルの工事現場に携わりました。職人さんと協力しながら資材の調整や現場の整理整頓など管理業務を中心に担当しました。建物が少しずつ形になっていく様子を間近で見られるのは新鮮で、ものづくりならではの面白さを感じました。特に印象に残っているのは、完成に近づくにつれて現場の雰囲気が変わっていくことです。最初は骨組みだけだった建物に外装や内装が加わっていき、徐々に完成形が見えていく、その過程に関われたことはとても貴重な経験だったと思います。
――どのような経緯を経てビルメンテナンスにキャリアチェンジされましたか。
現場が一区切りしたタイミングで営業担当の方に今後のキャリアについて相談していたところ、ビルメンテナンスの仕事を紹介してもらいました。正直、最初は具体的な仕事内容のイメージが湧いていませんでしたが、今までとは違う分野やスキルに挑戦できる点が魅力的で一歩踏み出してみようと思いました。新しい環境に移ることへの不安もありましたが、それ以上に新しいことを学べる期待の方が大きく自然と前向きな気持ちになっていました。

新しい選択肢として出会ったビルメンテナンスの仕事。
――ビルメンテナンスの具体的な仕事内容を教えてください。
建物の設備が安全かつ快適に使える状態を保つため、日々の巡回点検を通して異常がないかを確認し、設備のメンテナンスを行います。たとえば、設備の動作確認、空調設備のフィルター清掃、電球の交換などが日常的な業務です。また、テナントや利用者の方から「ここが調子悪い」「異音がする」といった相談を受けることもあります。その際は現地で状況を確認して必要に応じて専門業者へ連絡し、作業に立ち会います。建物を利用する方々が安心して過ごせる環境を守る、いわば“縁の下の力持ち”のような仕事だと思います。
※イメージ図 メンテナンスの対象は電気・空調・給排水・防災など多岐にわたり、実務を通して各設備の専門知識や現場での対応力を身につけていくことができます。
――最初はどのような現場からスタートされましたか。
最初は神奈川にあるオフィスビルを担当しました。業務内容は、ビル内外の巡回点検、設備の目視確認、エアコンフィルターの清掃、点検結果のデータ入力などが中心です。業務がルーティン化されている部分も多かったので想像していたよりも早く業務に慣れることができました。落ち着いた環境の中で一つひとつ着実に覚えていける点に安心感があり、焦らず業務に向き合えたことも大きかったと思います。また、分からないことがあればすぐに先輩に相談できる雰囲気があって丁寧に教えていただけたことも心強かったです。
――現在はどのような現場を担当されていますか。
現在は神奈川県の商業施設が入った大型ビルを担当しています。スーパーや量販店など複数のテナントが入っており、オフィスビルのときよりも業務の幅が広がりました。エスカレーターの運転管理や定期点検、巡回、臨時対応など、より実務的な対応も増えています。
たとえば、「エスカレーターから異音がする」「設備の調子がおかしい」といった問い合わせを受けた際には、まず現地で状況を確認し、必要に応じて専門業者へ連絡します。その後の作業にも立ち会って問題が解消されるまで対応します。こうした経験を重ねる中で、現場での判断力や対応力も少しずつ身についてきたと感じています。

※イメージ図 武井さんが現在担当しているのは駅前にある商業施設を含む大型ビルです。多くのお客様が日々利用し営業時間も長いため、細やかな点検や迅速な対応が求められます。
――仕事のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか。
これまで一人ではできなかったことを自分の判断で対応できたときです。印象に残っているのは、テナント内のトイレで「石鹸が出ない」という相談を受けたときがありました。原因を考えながら確認したところ、容器が強く締めすぎられていることが分かりました。調整すると無事に使えるようになり、速やかにトラブルを解決できました。小さなことかもしれませんが、今までは周りの先輩に相談していたことを自分で考えて解決できたという達成感があり、この仕事の面白さを実感しました。今後も目の前の仕事に向き合いながらできることを増やして確実に成長していけたらと思っています。
無理なく続けられる環境で見つけた、自分らしい働き方
――職場の雰囲気や交代制の働き方はいかがですか。
作業自体は一人で行うことが多いですが、分からないことがあればすぐに周りの方に聞いて相談できる環境があるのでとても働きやすいと感じています。職場全体も和気あいあいとした雰囲気で、空いた時間には雑談を交わすこともあります。
ビルメンテナンスの仕事は建物の安全と快適さを24時間守る必要があるため、現場によっては交代制勤務や泊まり勤務があります。私が担当している現場もその一つです。泊まり勤務は初めての経験だったので最初は不安もありました。ただ、泊まり勤務初日に所長の方が一緒に泊まって勤務に入ってくださり、丁寧に教えてもらえたことで安心して業務に取り組めました。仮眠時間もしっかり確保されているため、生活リズムが大きく崩れることもなく、想像していたよりも負担は少ないと感じています。泊まり勤務はありますが、飲食店に勤めていたときのように不規則な時間帯で忙しく動き回る働き方ではなく、落ち着いた環境で仕事に向き合えるので無理なく自分に合った働き方だと感じています。
――ビルメンテナンスの仕事に向いているのはどんな方だと思いますか。
人とコミュニケーションを取ることが苦にならず、丁寧な言葉遣いや基本的なビジネスマナーを大切にできる方が向いていると思います。日々の点検業務に加え、テナントの方からの相談対応や設備点検のお知らせや注意喚起などお知らせの掲示物を作成する場面もあります。そうしたときに、相手に不快感を与えない言い回しや分かりやすい表現を心がけられることが大切です。特別な経験がなくても、相手を思いやる気持ちを持ちコツコツと仕事に取り組める方であれば活躍しやすい仕事だと思います。
――入社を検討している方へメッセージをお願いします。
最初からすべてを完璧にこなせる必要はありません。私自身も分からないことだらけの状態からスタートしました。ビルメンテナンスの仕事は、経験を積むことで少しずつできることを増やしていけるところが魅力だと思います。新しい環境に不安を感じている方も多いと思いますが、まずは一歩踏み出してみてほしいです。
※2026年3月2日時点の記事です
