
再入社の決め手は“挑戦を続けられる環境”。災害対策から高速道路まで、幅広い現場へ。
重久 浩樹さん
一度は退職したものの、再びBREXA Engineeringに戻り現在は施工管理として中四国を中心に高速道路の補修工事に携わっています。
入社年:2016年中途入社
現在の業務:土木施工管理
休日の過ごし方:映画・アニメ鑑賞
過去の現場経歴:
※場所はいずれも中四国全域
2016/10~ 中途入社
2016/11~ 杭工事
2016/11~ 退職
2017/11~ 再入社 杭工事
2020/10~ 土木工事
2021/10~ 耐震補強補修工事
2025/ 6~ 現在高速道路工事
退職を経て、改めて感じた施工管理の面白さ。
――BREXA Engineeringへ入社した経緯を聞かせてください。
短期大学卒業後、もともとは大工として働いていました。木造住宅の新築工事がメインで、基礎から家づくりに携わっていました。外壁工事(サイディング等)や内装工事(ボード張り等)をはじめとする家づくりに関わるさまざまな工程を見ながら仕事をしていました。
しかし、力仕事による負担もあり、ヘルニアを発症してしまいました。大工として働き続けることが難しくなり一度現場を離れることになりましたが、建設業界そのものを離れたいとは思わなかったんです。「これまでとは違う形で建設に関わりたい」という想いから、力仕事とはまた違った施工管理という仕事を選び、BREXA Engineeringへ入社しました。
――最初はどのような現場を経験されましたか。
杭(くい)工事の現場に配属されました。建物を支える杭を地中に施工する工事で、主に写真管理や出来形管理、施工状況の確認などを担当していました。杭工事は、完成後には見えなくなる部分の工事です。そのため、施工中の記録や写真が非常に重要になります。そこで初めて、施工管理は、完成後に見えなくなる部分を記録として残す仕事でもあると実感しました。最初は分からないことばかりでしたが、施工計画書を読み込み、先輩や職人の方々に教わりながら、少しずつ現場の流れを理解していきました。

※イメージ図 杭(くい)工事とは、建物を安全に支えるために、地面の中へ長い杭を入れる工事です。建物が傾いたり沈んだりしないように土台をつくる役割があります。
――最初の現場を経験された後、BREXA Engineeringを退職し再入社されたそうですね。
大工時代のヘルニアが再発し手術と入院が必要になってしまって、一度会社を離れ療養に専念することになりました。ただ、離れてみて改めて感じたのは、「もっとさまざまな現場を経験したい」という気持ちでした。施工管理を経験して“知らないことを学ぶ面白さ”を感じるようになっていたんです。もともと、一つのことだけを続けるより、新しいことに挑戦したいという気持ちが強いタイプでした。他社で施工管理として働く選択肢もありましたが、BREXA Engineeringの働き方は、建築だけ、土木だけと分野を限定せず、さまざまな現場に挑戦できる環境や手厚いサポートが魅力的でした。幸い治療も無事に終わり、体調面への不安も少しずつ解消されたことで、もう一度挑戦する覚悟を持って再び戻ることを決めました。
災害対策から高速道路まで。広がる現場経験。
――再入社されてからどのような現場に携わってきましたか。
橋や堤防といった大規模な土木現場で盛土補強工事に携わりました。大雨などで土砂崩れが起きないように、山や法面を補強する工事です。水を抜く工事をしたり、コンクリートで斜面を補強したり、災害を防ぐためのインフラに関わる分野です。
この現場では、初めて現場全体を管理する立場を経験しました。それまでは自分の担当業務や工程を中心に考えることが多かったのですが、この現場では安全管理、品質管理、工程管理、出来形管理など、現場全体を見ながら動く必要がありました。現場写真の撮影、資材発注、協力会社との打ち合わせ、役所との立会いなど、業務範囲も大きく広がりました。そこで、「施工管理は単に現場を見る仕事ではなく、現場全体が円滑に進むよう調整する仕事なんだ」と強く感じました。職人さんごとに考え方も違えば、現場ごとに進め方も異なります。その中で、全員が安全に、同じ方向を向いて進めるように調整していくことを学びました。
※イメージ図 盛土補強工事とは、道路沿いや山の斜面の地盤を補強する工事です。雨で地盤が弱くならないよう水の流れを整えたり、斜面を固定したりして、道路や周辺環境の安全を守ります。
――現在は高速道路の現場に携わっているそうですね。
高速道路の舗装補修工事に携わっています。アスファルトのひび割れや轍(わだち)、劣化した部分を補修し、新しく舗装し直す工事です。一般的な建設現場と異なり、高速道路工事は現場が固定ではありません。今日はこの区間、翌日は100km以上離れた場所ということもあります。さらに、片側車線を規制しながら作業を進めるため、段取りや安全管理には特に気を遣います。
また、道路工事は完成して終わりではありません。10年、20年後には再び補修が必要になります。そのため、自分が携わった場所がその後どうなっているのか、自然と気になるようになりました。以前担当した現場の近くを通ると今でも道路の状態を確認してしまいますし、問題なく機能し多くの人が利用している様子を見ると大きなやりがいを感じます。
※イメージ図 舗装補修工事とは、傷んだアスファルトを補修し、安全に走行できる状態を維持するための工事です。ひび割れやわだちを直したり、古くなった舗装を新しく敷き直したりしながら、高速道路の安全を支えています。
――施工管理の仕事をする上で意識していることはありますか。
現場では、常に周囲の状況を細かく見ることを意識しています。たとえば、100人規模の現場であれば「誰が、どこで、何をしているのか」をできる限り把握して、「どこで工程が詰まりそうか」「どこに危険があるか」を先回りして考えています。万が一トラブルや事故が発生した際、状況をすぐに把握し対応するためです。職人さんや周りの施工管理の方と日頃から積極的に声を掛け合い、細かな情報共有を行うことで、安全面だけでなく作業の進めやすさにもつながっていると感じています。
現場から“必要とされる存在”であり続けたい。
――やりがいを感じる瞬間はどんなときですか。
完成した瞬間の達成感はもちろんですが、それ以上に現場の方々から必要とされることかもしれないですね。「来てくれて助かった」「また来てほしい」そう言ってもらえる時が、一番嬉しいです。ありがたいことに、今まで携わった現場では「また来てほしい」と声をかけてもらえることも多くて自分自身の中でもすごく励みになっています。
――今後、どのようなキャリアを築いていきたいですか。
自分の中では、知らないことに挑戦し続けることがキャリアアップなんです。資格を取ることももちろん大事ですが、それ以上にやったことがないことを経験する方が、自分にとっては価値が大きい。建築でも、土木でも、インフラでもまだ知らない世界があるなら行ってみたいんです。人生一回きりなので、できるだけいろんなことを見てみたいですね。
――入社を検討している方へメッセージをお願いします。
施工管理は、一人で完結する仕事ではなく、多くの人と関わりながら現場を動かしていく仕事です。だからこそ、聞く力や相談する力はとても大切だと感じています。分からないことがあれば、自分で考えることももちろん大事ですが、悩み続けて立ち止まってしまうくらいなら、素直に周囲へ聞いた方がいいと思っています。今でも若手の方には、「5分考えて分からないことは、1時間考えても分からないことが多い」とよく話しています。
また、失敗を怖がらずに挑戦することも大切です。挑戦しなければ経験にはつながりませんし、失敗を重ねながら成長していく仕事だと思います。悩んだときは、営業担当や採用担当、周囲の方でもいいので一人で抱え込まずに相談してほしいですね。一つずつ経験を積み重ねていけば必ず成長できると思います。

※2026年5月22日時点の記事です
